右の絵には、自分の肉眼で被写体を見た時の視野全体(四角い枠)を簡単に上の隅に描いています。これは約4メートルくらい被写体から離れているから、被写体が私の視野を占めている面積は結構小さい。右絵の下に描いた絵は、それを拡大した絵です。全体の視野をまず書けば、自分が被写体に対して、どの位置にカメラをセットしているかわかるし、絵にする(画面上に描く)場合は、全視野のうち、どの領域を切り取るのかというように段階的に考えようと思う。つまり、絵を描く場合に、自分(カメラ)と相手の位置関係を常に意識しておきたいというだけです。僕は今までガンダムとか昔から好きで描いていたから近接的なイメージを思い浮かべ易いが、逆に、映画とかアニメでは望遠レンズで覗いて、拡大したような構図が多いようなので。
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